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この時期だから直江も読んでみようかなって

読了。


密謀 (上巻) (新潮文庫)密謀 (上巻) (新潮文庫)
(1985/09)
藤沢 周平

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こういう小説に出てくる忍者って本当にいたのかしらねぇ。


私は
藤沢周平は初めて読んだのでした。

この人の小説って、
「艶」というか、「色気」がある気がします。

読んでいて、
その世界にすっと、自然に溶け込んでいく感じ。

必要以上に登場人物に
同情を寄せずに読める手法なんだと思います。

すごく読みやすい。

なのに、読みごたえがある。

そして、読んでて時々、ふっと血が騒ぐ。


戦のシーンは物凄い迫力です。
城攻めのシーンは、
今まで読んだ中で一番凄い、と思いました。

夜襲の比喩が凄い。
「闇はふくれ上がったまま殺到してきた」
なんだか、
勢いと禍々しさが一瞬で感覚として理解できる描写。
戦国時代の物語の醍醐味を
存分に味わいました。



最後の、
上杉が家康に和睦を申し入れる時の、
景勝と兼続の会話は、
さりげなく短いながら、
この小説の辿り着く結末であり、
二人の激情が爆発する最大のヤマ場であり、
なんだかもう
読んでいてドキドキしてしまいました。


寡黙な景勝の心からの叫びと、
血を吐くような苦しい心を押し込める兼続の気持ちが
鋭く
胸を打つ。




そして、
上杉を描きながら、
もう一人の男の人生も同時に描いているのが
この小説のスゴイところ。


全篇を通して、
兼続の心に寄り添うような形でずっと登場し続けていた男。
兼続と同じく、ものすごく頭が切れる男。
そして
物語の最後に
その命運も尽きてしまった男の存在もまた、
切なく、
胸を打つ。








はーい。


では、ここから、
ちょっとテンション変えてきますよー。






私が今まで読んだ三成は、
山岡荘八の、計算に長けていながら悲愴感を持つ三成と、
司馬遼太郎の、義を大切にした一人の人間として描かれた三成。

この藤沢周平の三成は、
そのどちらともなんだか違う。


前者が、
関ヶ原の立役者としての三成を描いているのに対し
この『密謀』は、
兼続と対応させることで、
大老の下の地位にあり、「参謀」のイメージが強いためだとは
思うんだけど



とにかく、


もう、


最初の手紙が届くシーンから
なんだか
もう、




佐吉からの手紙キターッ!!!!!!!

キャーッ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━


文通ね、
まずは文通からなのね、





    ね



なんだよ

私には腐の要素はそんなにないんだよ
私には腐の要素はそんなにないんだよ
(大事なことなので2回言いました)


でも、

この人の兼続と三成の描写、
なんで
こんなに


なんだかワクワクしてしまうの。



なんだか
思わせぶりなんだよ


初めて会ったとき
ちょっと石田が袖を引っ張って、
「今までずっと文通してたから初めて会う気がしないよね。」
とか、
上洛してきた兼続を森に二人きりのお散歩に誘ったりとか、
「おれにはもっと本心を打ち解けてくれたっていいじゃないか」
とか、
追い詰められた三成を兼続がすごく心配したり、
密謀が失敗したのも
おれより石田がいいのかみたいな
景勝の嫉妬?
これって嫉妬?
とか
絶対思わせるように書いてるでしょう?
で、
初めて主従がちょっと口げんか的なことになっちゃうんだもん
そのあとの
三成の面影を切なく思って胸が張り裂けそうな兼続



なに、
この仲良しぶりはー。



他の作家さんはね、
そういう描写をしないの。
小さい頃見目が良かったので側においた、とか
この頃は衆道をたしなむ文化があった、とか
そういう事実だけをたくさん並べて
あとは書かなくて
みなさんの想像におまかせします、って感じで、
なのに、
この小説、
二人の関係が
ヘンに色っぽいんだもん、
誤解しちゃうじゃないですか、
忍者の少女と謎の少年の恋よか
おっちゃん二人の方があやしい感じだぞって
なんだか萌えるんですが
最後
佐和山城で
「泊まってかないの?(´・ω・`)」って三成が言って
でも兼続は帰っちゃって、


「最後なんだから泊まっていけばいいのに!!!!」


とか思っちゃったりして
なんだろう、
別に
二人はそんな関係ではないのに、
男の親友同志って
こんなに艶かしいものなんですかい
当方女性なので
そういうのがあんまりわかんないんだよね
あっ
そうか
だから
腐女子ってものが
存在するようになるのかな





というわけで
石田三成という人が
最近気になってたまらないゆふびびでした。

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