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TVから、チャイ6が聴こえてくる。


チャイ6…チャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』。




なにかっちゃあ、『悲愴』ばっかり聴いている。

ツレもこの曲が好きで、
たまにコンサートに連れて行ってくれるとき、
『悲愴』のプログラムのチョイスになるみたいで、
4,5回聴きに行った気がする。



チャイコフスキーの、遺書。だとか、謎。だとか
言われている、
有名な、有名な曲。



雷鳴の轟きのような音量、
天上から響いてくるかのような美しいメロディ、
軽快なダンス曲、
勇ましい行進曲…。

天上の音楽のようなメロディラインは、
音階が上へ上へと登ろうとしていっても、
必ずそれは抑えつけられ、
下降していくことを命じられ、
絶望の叫びのような圧倒的な音量に叩きつぶされ、
消えていく。

軽やかなステップを踏むかのようなダンス曲は、
じつは3拍子ではなく、
不安定で止まることを許されない5拍子。
それに気づいたとき、
音楽は
悲しい葬送曲のような響きになる。

その演奏が名演奏であればある程、
思わずブラボーの叫びが響き渡る3楽章。
聴いているだけで足が動きだしたくなるような、
弾んでしまうような音楽、
だけど、
すべての上昇していこうとする動機は
ことごとく否定され、
その勢いは
最後の楽章へと
歩みを止めることなく進んでいく。

ストリングスの奏でるレクイエムの中、
心臓の音が止まる、
その時に向かって。





最初はものすごい酷評だったとか、
発表のすぐ後にチャイコフスキーが死んだりとか、
チャイコフスキーは同性愛者だったから殺されたんだとか、
演奏してたトランペット奏者だかホルン奏者だかが死んだりして
呪いの音楽と言われたみたいな都市伝説があったりとか、
のだめでも、「チャイコフスキーの秘密」とかいう
千秋くんにお父さんがいちどだけレッスンしてくれたみたいなエピソードがあったりとか
クラシックの音楽っていうのは、
深く深く掘り下げて聴くことができる音楽が多いけど、
なかでもこの『悲愴』は
深読みしたくなる、
どうぞ深読みしてください、みたいな音楽です。




チャイコフスキーの曲は、
たくさんの楽器が同じ音を演奏してる箇所が多い。

それが迫力があってカッコいい、と聴くか、
アンサンブルが少なくて物足りない、と聴くかは
個人の好みなわけですが、
私はこの曲を聴くたびに、
埴谷雄高の『死霊』のなかの記述にある、
「世界の終りに響き渡る巨大な単音」―を思い浮かべる。
そして、
上昇と下降を繰り返す音階を聴いていると、
ミケランジェロの『最後の審判』の絵を思い浮かべる、
そうすると、
この作曲家は絵の向かって右側、
下降していくグループの一人なのかしらん、と思って、
深読みする人の多さもさもありなん、と思う。



そして、
なんとなく鬱気が来てる時は、
いつもこの曲がどこかからか流れてきたり
演奏を聴きに行く機会があったり
何回も繰り返しリピートして聴いたりするのです。





ムラ様。
これが、うわさのおそロシア…?
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