作品中の、音楽の話です。
青弦さんの奏でる、チェロ。
最初の演目は、『鯨』。
バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 前奏曲。
舞台で展開される作品と、音楽の融合。
音楽のもたらす効果の素晴らしさ。
情緒をただ添えるBGMではなく、
コントが音楽に援助されるのではなく、
二つが合わさって、その魅力が倍増する威力を持つ、武器。
賢太郎さんは、手に入れてしまいました。
観ていて、背筋が凍る様な感覚を覚えたのが、
『採集』でした。
コントの内容の伝説的な恐ろしさは彼方此方で語られてますが、
青弦さんの音楽が途中で鳴り響く事で、さらに力を得ている。
そう思っているんです。
最初は、ふと気付いてしまった違和感。
段々、確信となっていき、
最後は恐怖でパニックになっていく心理状態。
最初は限りなくピアニシモで、
段々とクレッシェンドになっていく、淡々としたメロディ。
最高に高まった所で唐突に消滅し、
鳴り響く電話のコール音。
賢太郎さんの迫真の演技。
そこに青弦さんの音楽が流れる事で、
効果が何倍にもなり、
この場面は観ているこちらも頭の中を掻き回される様な、
軽いパニックを起こしたです。
怖さが何倍にも膨れ上がったです。
ラストの、一瞬。(バフッの所。)
観てる人の息を飲む音が聞こえる。
そして、暗闇の中、流れる優しいオルゴールの音・・・
私は、このコントは、終ってからの幕間曲を含めて、
一つの作品として観てるんです。
今の、世界が暗転するかの様な光景は、終った話。
悪夢の中の、話。
優しい音楽は、終了した作品へ贈る鎮魂歌の様に聴こえます。
なんとなくですが、
賢太郎さんはここで、
舞台上で、作品中で、音楽を使用するのを止めたのではないかと…
音楽を使った最高の演出が出来たことと、
その効果の大きさも実感したのではないかしら…
青弦さんの曲の凄さは、DVDの各作品に挿入される
ちょっとのメロディで十分伝わってきます。
『STUDY』のラスト、クラリネットの不安感をあおるような曲とか、
『CHERRY BLOSSOM FRONT345』のオープニング、浮かれたような曲とか。
本公演の作品中でこれ以上この人の音楽を使うと、
それ無しではいられなくなる、
それは不本意だったのではないか。
そんなことを思ってしまいます。
でも、そこはやっぱり、賢太郎さん。
そのままでは終らない。
それを使いこなして作品を作る機会を虎視眈々と狙っていたのかな。
ソロライブでとうとう、青弦さんの曲無しでは成り立たない、
そんな作品に仕上げてしまってます。
いろんな人が、
やっぱ一人じゃ限界がある、
青弦さんの曲がなきゃ駄目だった、なんていってますが、
(結構いろんなところで読んだの、そういう感じの論調。)
多分、
意識的にそうしてると思う。
あの悪魔に挑戦するだけでは飽き足らず、
とうとう自分が悪魔になってしまった、あの人は。
青弦さんの奏でる、チェロ。
最初の演目は、『鯨』。
バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 前奏曲。
舞台で展開される作品と、音楽の融合。
音楽のもたらす効果の素晴らしさ。
情緒をただ添えるBGMではなく、
コントが音楽に援助されるのではなく、
二つが合わさって、その魅力が倍増する威力を持つ、武器。
賢太郎さんは、手に入れてしまいました。
観ていて、背筋が凍る様な感覚を覚えたのが、
『採集』でした。
コントの内容の伝説的な恐ろしさは彼方此方で語られてますが、
青弦さんの音楽が途中で鳴り響く事で、さらに力を得ている。
そう思っているんです。
最初は、ふと気付いてしまった違和感。
段々、確信となっていき、
最後は恐怖でパニックになっていく心理状態。
最初は限りなくピアニシモで、
段々とクレッシェンドになっていく、淡々としたメロディ。
最高に高まった所で唐突に消滅し、
鳴り響く電話のコール音。
賢太郎さんの迫真の演技。
そこに青弦さんの音楽が流れる事で、
効果が何倍にもなり、
この場面は観ているこちらも頭の中を掻き回される様な、
軽いパニックを起こしたです。
怖さが何倍にも膨れ上がったです。
ラストの、一瞬。(バフッの所。)
観てる人の息を飲む音が聞こえる。
そして、暗闇の中、流れる優しいオルゴールの音・・・
私は、このコントは、終ってからの幕間曲を含めて、
一つの作品として観てるんです。
今の、世界が暗転するかの様な光景は、終った話。
悪夢の中の、話。
優しい音楽は、終了した作品へ贈る鎮魂歌の様に聴こえます。
なんとなくですが、
賢太郎さんはここで、
舞台上で、作品中で、音楽を使用するのを止めたのではないかと…
音楽を使った最高の演出が出来たことと、
その効果の大きさも実感したのではないかしら…
青弦さんの曲の凄さは、DVDの各作品に挿入される
ちょっとのメロディで十分伝わってきます。
『STUDY』のラスト、クラリネットの不安感をあおるような曲とか、
『CHERRY BLOSSOM FRONT345』のオープニング、浮かれたような曲とか。
本公演の作品中でこれ以上この人の音楽を使うと、
それ無しではいられなくなる、
それは不本意だったのではないか。
そんなことを思ってしまいます。
でも、そこはやっぱり、賢太郎さん。
そのままでは終らない。
それを使いこなして作品を作る機会を虎視眈々と狙っていたのかな。
ソロライブでとうとう、青弦さんの曲無しでは成り立たない、
そんな作品に仕上げてしまってます。
いろんな人が、
やっぱ一人じゃ限界がある、
青弦さんの曲がなきゃ駄目だった、なんていってますが、
(結構いろんなところで読んだの、そういう感じの論調。)
多分、
意識的にそうしてると思う。
あの悪魔に挑戦するだけでは飽き足らず、
とうとう自分が悪魔になってしまった、あの人は。
>zakkaya様
私も『採集』初めて観たときは、「なんでこんなにうるさいんだろう」と思いました!
無音からどんどんクレッシェンドが激しくなるから
最初音楽を意識しないで観てたんですね。
携帯電話の呼び出し音の使い方も、憎らしい程、上手いですよね。
電話が鳴った時、一瞬、ギョっとする気持ち。
ここでビックリして、そのあと安心して、
最期ジャックが近づいてくるところでドキッとさせられる。
賢太郎さんに自分の感情を弄ばれるような。
この作品はやっぱり凄いです。
私も『採集』初めて観たときは、「なんでこんなにうるさいんだろう」と思いました!
無音からどんどんクレッシェンドが激しくなるから
最初音楽を意識しないで観てたんですね。
携帯電話の呼び出し音の使い方も、憎らしい程、上手いですよね。
電話が鳴った時、一瞬、ギョっとする気持ち。
ここでビックリして、そのあと安心して、
最期ジャックが近づいてくるところでドキッとさせられる。
賢太郎さんに自分の感情を弄ばれるような。
この作品はやっぱり凄いです。
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「採集」で、はじめてマイクの効果と音楽があって、音楽がないのに慣れていた私は最初は「うるさいなあ」なんて思ってしまいました。でも切れたときに、ハッ!
音の力は強いです。